PROJECT STORY 03 | 制度立案・運用 スタッフ職×スタッフ職

約4万人の社員と向き合い働きやすい環境をつくる

約4万人の社員と向き合い働きやすい環境をつくる

導入文

人物イメージ

人物名

労務部(コーポレートスタッフ職)
1999年入社。市谷事業部(現・出版メディア事業部)に配属。市谷事業部の総務部として、営業所や工場の人事・労務を経験した後、2010年に本社管轄の労務部に異動。現在、各事業部・グループ会社の総務部と連携し、会社全体の制度運営をサポートしている。

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人物名

イメージングコミュニケーション事業部
(コーポレートスタッフ職)
2006年入社。包装事業部に配属。包装事業部の総務部として、人事・労務を担当。包装関連のグループ会社で総務も経験し、その後、2016年にイメージングコミュニケーション事業部に異動。入社後、一貫して総務部に所属し、働きやすい環境づくりに努めている。

労務・総務とは、
社員が働きやすい環境をつくる部署

お二人がこうして労務・総務の仕事に就くことになったのは、何かきっかけがあるのでしょうか。

若狹 いえ、もともと自分から希望していたわけではなく、入社時に配属されて以来、今日までずっと労務や総務に携わっています。木村も私と同様に、ずっと総務部門です。

木村 そうですね。じつは就活の時点では営業志望だったのですが、強いこだわりがあったわけではありませんでした。ただ、当時は新卒に総務という選択肢があるとは思っていなかったですね。

若狹 たしかに、そう思っている人は多いのかもしれません。例えば総務部という部署名には多少耳馴染みがあっても、実際の業務についてはあまりピンとこない人が多いでしょう。

木村 実際、労務や総務の業務内容を、ひとことでわかりやすく伝えるのは難しいですからね。

では、DNPにおける労務・総務の役割を、どのように解釈していますか。

若狹 「社員が働きやすい環境をつくる部署」ですね。一人ひとりの社員の価値観を尊重し、より高いパフォーマンスを発揮してもらうために、会社としてどのような後押しができるのかを日々考えています。

木村 DNPでは事業部ごとに総務部門を配置しているのが特徴で、私は今の「イメージングコミュニケーション事業部」に来る前は、「包装事業部」の総務部に十年ほど在籍していました。事業部が変われば仕事内容も社員の働き方も変わるので、それに合わせてサポートの仕方も変わります。

若狹 私は、労務部に異動する前は「出版メディア事業部」の総務部にいました。労務部と総務部門の違いを簡単に言うと、会社全体の制度やルールをつくるのが労務部、それを現場で運用するのが各事業部門の総務部、ということになります。

では、労務部と事業部門の総務部は、互いに連携し合っているということでしょうか。

木村 その通りです。私たち総務部は、何か疑問があればその都度労務部に問い合わせますし、現場の実務に合わない制度があれば、改善をストレートに提案することもあります。

若狹 そういった現場の意見は、我々労務部にとって非常に重要です。制度は実態に合っていないといけないし、何より使われなければ意味がありません。だから日頃から各事業部門と密にやり取りし、情報を集めることが大切だと思います。つまり、制度を運用しながら職場の意見をどんどん聞き入れて、より良いものに改善していこうというスタンスです。

木村 それも「協働」を大切にするDNPらしい一面ですよね。各事業部門の総務部と労務部がいい形で連携しながら、より意欲的に働ける環境づくりに取り組む。全ての社員に関わることなので責任重大ですが、これはやりがいのある仕事です。

言葉の選び方ひとつが、
会社のイメージを左右することも

労務や総務の仕事を通して、自身の成長を実感するのはどのような場面でしょうか。

若狹 私の場合は入社五年目で久喜工場に配属されてからの四年間の経験が大きかったです。約500人もの従業員が働く大規模な工場で、当時、総務部の勤労担当は私だけ。ハードな面もありましたが、おかげでかなり鍛えられました。

木村 私も横浜工場での勤務経験があります。大変なこともありましたが、それ以上に多くを学ぶことができました。

若狹 久喜工場では、本当に多様な仕事を経験しました。工場には正社員に加え、アルバイトの方も大勢いるので、まず雇用形態からしてばらばらです。それに、500人近いスタッフが集まれば、いろんな問い合わせや要望が寄せられます。日々その声に個別に対応するのがとにかく大変でした。また、工場駐在の総務部門には、人事・労務以外にも様々なテーマがありました。例えば、工場近隣の方々との接点を持つ時は、会社を代表しているわけで、ちょっとした言葉や表現ひとつで、会社全体のイメージを大きく左右することもあり得ます。とにかく慎重な判断が求められ、これはプレッシャーでしたね。

木村 だからこそ、その四年間で飛躍的にキャリアアップできた実感があるわけですね。

では、社内的にはどのような点に気を配っていますか。

若狹 やはり、“伝え方”でしょうか。これは久喜工場での四年間に気づかされたことです。なにしろ異動直後の私は、工場の人たちから見れば他の職場からやってきた新参者でしたから、最初のうちは打ち解けるのに少し苦労しました。しかし、仕事に真摯に取り組み続けた姿勢が認めてもらえ、こうして労務部に異動した今でも、工場の皆さんとのネットワークは貴重な財産になっています。工場の人間関係というのは非常に濃密ですから、ちょっとしたサポーターを得た気分です。だからこそ、彼らの期待を裏切るようなことは絶対にできないと、気の引き締まる思いです。

木村 伝え方というのはたしかに重要ですよね。例えば私も、ある制度について説明する際に、できるだけ正確かつ丁寧に話したつもりでも、蓋を開けてみればうまく伝わっていないことがよくあります。人それぞれ受け止め方も考え方も違うので、常に相手の立場に立った伝え方を意識しています。

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イベントを通して、
社員同士の一体感が生まれる

これまで手掛けてきた仕事の中で、とりわけ印象に残っているものはありますか。

木村 色々ありますが、まだ若手だった頃に手掛けた社内向けのイベント企画で、500人規模で催したバーベキュー大会が印象深いです。大掛かりだった分、いい経験になりました。上司や社員、労働組合の方に協力してもらいながら、会場の下見や準備、運営、後処理まで様々なことを担当しました。こういうイベントの良いところは、普段はあまり接点のない人と交流できることです。

若狹 たしかに、イベント運営が総務の大切な仕事のひとつになっているのは、社員同士の一体感を生むことにつながるからでしょうね。

総務が手掛けるイベントには、ほかにどのようなものがありますか。

若狹 私のいる労務部では、永年勤続の方をはじめとして、成績優秀者や貢献度の高い社員を対象とした表彰式を運営しています。優れた成果を出した人材を会社として大々的に表彰することは、社員の士気を高めることにつながります。それから、毎春の恒例となっている新入社員研修は、総務部の若手にとって登竜門と言えます。私は入社三年目に担当しましたが、日常の業務と新入社員の対応を両立させなくてはならず、研修期間中は毎日無我夢中でした。しかし、新入社員が研修最終日の打上げの席で、初任給からお金を出し合ってネクタイをプレゼントしてくれたことがあり、とても嬉しかったことを今でも覚えています。

木村 いい話ですね。私たちの仕事は、なかなか成果が形として見えにくいところもあるので、そうやって理解してもらえるのが何より嬉しいですよね。

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若狹 労務や総務というのは、完璧にこなせて当たり前、ミスをすればお叱りを受ける、という責任のある仕事です。入社から退職までの会社生活の全てを通じて社員を支援・フォローすることで、社員との信頼関係が生まれます。

総務の働きによって会社と社員の間に信頼関係が育まれることを、どのような点で実感していますか。

若狹 社員の定着率が上がったり、産休・育休後に職場復帰して活躍する女性社員が増えたりしているのは、純粋に数字がついてきたようで嬉しいですね。

木村 そうですね。これも社員の事情を汲み取りながら、細かな制度設計に邁進してきたからこそでしょう。

若狹 社会のニーズや従業員の声に向き合う制度設計に終わりはないと思っています。常に、今の制度や仕組みに満足することなく挑戦し続けていくこと、それがやりがいであり、責任感につながっているのかも知れません。

木村 すべては一人ひとりの社員と向き合ってきたことの積み重ねによるものなんですよね。何かに困っている社員、不便を感じている社員とその都度向き合ってきたことが今、定着率の向上などに表れているのだと思います。例えば制度についての相談を受ける際、複数いるスタッフの中からわざわざ自分を指名してもらえたりすると、信頼されている気がして、やりがいを感じます。

若狹 そうですね。こうして、一人ひとりが働きやすく、意欲的になれる環境が出来上がっていくことが、私たちにとって何よりの成果なんですよね。

労務・総務の役割は、
人を活かすこと

非常に多岐にわたる労務・総務の役割ですが、その根底で重視していることは何ですか。

若狹 「人を活かすこと」です。採用の際には人材をよく見極め、採用後はそれぞれの資質に合わせて配属先を考え、結果として最大限に活躍してもらえるようサポートするのが私たちの仕事だと考えています。

木村 私も同感です。その意味でも、一人ひとりがもっと“自分の活かし方”を意識して働けるよう、私たちも環境づくりに励まなければなりませんね。

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